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在宅輸血について

[2024.07.06]

こんにちは、ホームケアクリニック麻生の井尻学見です。

今回は在宅医療における輸血についてお話しします。

 

当院では、自宅での輸血が必要な患者様に対しても、適切なサポートを提供する体制を整えています。まだ在宅での輸血の機会は少ないですが、患者様が自宅で安心して過ごせるようにするための取り組みを進めています。在宅輸血は、頻回な輸血がご自宅で過ごすことのハードルになってしまう方にも落ち着いて過ごせる環境を提供できたらと思い、体制を整えて行えるようにしたい医療の一つでした。

 

在宅輸血のメリット

病院で通院して行う輸血は、輸血についての説明、輸血前検査(採血)、輸血、輸血後の副反応の確認と1日がかりとなり、患者様やご家族にとって大きな負担となります。しかし、在宅で輸血ができるようになると、患者様が病院に通う必要がないため、身体的な負担が大幅に軽減されます。

 

また、自宅で家族と過ごしながら輸血を受けられるため、精神的にもリラックスできる環境の中、安定した状態で治療を続けることができます。特に、末期がんの患者様にとって、自宅で過ごす時間は非常に貴重であり、その時間を最大限に生かすことができるのです。

 

在宅輸血のプロセス

以下のような流れで進みます。

 

輸血の説明・同意

輸血が必要な患者様には初診時に詳細な説明を行い、同意をいただきます。

 

輸血前検査

採血を行い、血液型や感染症のチェックを実施します。

 

輸血

輸血当日には、クリニックの医師と看護師が患者様の自宅を訪問し、輸血を開始します。輸血開始から15分間は医師と看護師が付き添い、その後は訪問看護の看護師に引き継がれます。輸血は約1時間半で終了し、その後も患者様の体調を確認します。

 

在宅輸血中の注意事項

輸血の前にトイレを済ませ、輸血中はできるだけ安静に横になりましょう。輸血後は普段通りの生活を送ることができ、特に制限はありません。翌日は過度な運動を避けることが望ましいです。また、何か体調に変化があればすぐに医療スタッフに連絡してください。

 

さいごに

当院では、在宅での輸血が安全かつ効果的に行えるよう、クリティカルパスを用いた詳細なスケジュール管理と綿密なフォローアップを行っています。患者様やご家族が安心して在宅輸血を受けられるよう、丁寧な説明とサポートを提供しています。

 

在宅輸血に関心のある方や、ご質問がある方は、ぜひ当院までお問い合わせください。ホームケアクリニック麻生の井尻学見でした。私たちは、患者様の生活の質を向上させるために、全力でサポートしてまいります。

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