メニュー

チームで支える訪問診療-医師が増えてさらなる安定へ-

[2025.04.20]

こんにちは、ホームケアクリニック麻生の院長、井尻学見です。

開院当初、院長と副院長の2人だった医師は、常勤医師4人と非常勤医師の協力を得て、24時間365日の診療をおこなっています!今回は、医師にスポットをあててお話します。

 

なぜ「医師が増えること」が大切なのか?

当院では、定期的な訪問診療のほか、急な体調変化での往診にも24時間365日の対応が求められます。1人の医師が日中のクリニック開院時間に定期的な訪問診療をおこない、夜から朝にかけての往診にも毎日対応するとなると、どこかで無理が生じてしまいます。もし体調を崩してしまった場合、予定している訪問診療に行けなくなったり、往診に行けなくなったりする可能性があります。

 

そのため、医師が増えることで、もし担当の医師が体調不良になっても他の医師が対応できます。つまり、24時間365日、安定して患者さんのもとに医療を届けられるのです。

 

「最善の医療」を考えるチーム力

私は消化器内科が専門のため、一般的な内科の経験と知見があります。しかし、それを越えて専門の先生にしかわからないコツや知見も、時には必要になります。さまざまな専門科の経験豊富な先生がいることで、多角的な視点で、患者さんにとって「最善の医療」を医師同士で相談し合えるのです。

 

当院でも、常勤医師や非常勤医師の中には、私の専門である消化器内科ではない泌尿器科・救急科・代謝内科などの専門科の先生がいらっしゃいます。医療材料の種類や使い方、診断や投薬についてなど、お互いにアドバイスをしあうことで診療の質を向上させることができていると感じています。

 

訪問診療に興味のある医師を募集中!

当院は、札幌市の医療圏で医療度の高く入院しているが、自宅に帰ってきたい人を積極的に受け入れています。呼吸器をつけていても、点滴をつけていても、在宅で対応できる医療の範囲内の方であれば、なるべくサポートをしてあげたい、そんな気持ちで日々、診療をおこなっています。

 

2025年度の当院は、より質の高い医療をお届けできるようスタッフ一人ひとりが成長し、専門性を生かしていこうと目標を立てています。数年先には、病院にあるような「褥瘡対策チーム」「認知症チーム」「糖尿病チーム」など、多職種が集まった専門分野のチームを作り、必要時に専門チームで訪問する体制を整えたいと思っています。訪問歯科の部門もあっても良いのではないかと考えています。まだまだ理想ではありますが、自宅で生活したい方がひとりでも多く退院して来られるよう、一緒にサポートしてくださる医師を探しています!

 

訪問診療について未経験の方、何も知らない方でも、制度や診療方法についてサポートできるよう体制を整えています。私たちの想いに共感してくれたり、少しでも興味をもってくださる方、まずはお気軽に見学に是非いらしてください!

 

ホームケアクリニック麻生の井尻学見でした。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME