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年末年始、在宅療養でよくあるご相談

[2025.12.14]

こんにちは、ホームケアクリニック麻生の院長、井尻学見です。
年末年始は多くの医療機関が休診となり、在宅で療養されている患者さんやご家族にとって、不安が大きくなりやすい時期です。当院にもこの時期特有のご相談が寄せられます。

今回は、年末年始によくあるご相談内容をご紹介します。

 

急な体調変化が起こったらどうすればいい?

年末年始に最も多いのが、「急に具合が悪くなったが、どうしたらいいかわからない」というご相談です。

発熱や呼吸苦、食事量の低下、意識の変化などは、ご家族が判断に迷いやすい症状です。在宅療養では、あらかじめ「どのような状態になったら連絡するか」を医師や看護師と共有しておくことが大切です。

当院では、年末年始も連絡体制を整え、24時間の電話相談や必要に応じた臨時訪問(往診)を行っています。「受診するほどかわからない」と感じる段階でも、「救急車を呼ぶべきなのかわからない」でも、まずはご連絡ください。

お薬が足りなくなりそうなとき

連休中に意外と多いのが、お薬の残数に関するご相談です。祝日が続くと調剤薬局も休みになるため、余裕をもって準備しておく必要があります。

定期訪問時には、年末年始を含めたお薬の日数を確認し、不足が出ないよう調整しますが、飲み忘れや臨時の使用で予定より早く減ることもあります。「少し足りないかも」と感じた時点で早めにご連絡いただくことが、安全につながります。


家族がそろう時期だからこそ増える相談

年末年始は、普段は離れて暮らしているご家族が集まる時期でもあります。その際に「今後の療養方針をどうするか」「延命治療についてどう考えるか」といった相談が出ることも少なくありません。

当院では、患者さんご本人の思いを大切にしながら、ご家族と一緒に話し合う時間を重視しています。短い滞在期間でも、訪問診療の場を活用してご相談いただけます。

生活面のちょっとした困りごと

医療面だけでなく、排泄や食事、介護疲れなど、年末年始は生活上の困りごとが表面化しやすい時期です。「こんなことで相談していいのかな」と遠慮される方もいらっしゃいますが、在宅療養は生活そのものです。医師や看護師だけでなく、ケアマネジャーや訪問看護とも連携しながら、できる方法を一緒に考えていきます。

また、年末年始に体調を崩して寝たきりになってしまい、着替えやトイレ介助が急に必要となることで、ご家族の負担が一気に増えるケースも少なくありません。

毎年この時期には、さまざまなお困りごとをご相談いただきます。当院はもちろん、訪問看護師さんやケアマネジャーさん、病院とも協力しながら、そうしたお悩みを一つひとつ解決していきたいと考えています。

 

困ったときは…

年末年始は不安になりやすい時期ですが、在宅療養中の患者さんとご家族が、できるだけ安心して過ごせるよう、私たちはサポートを続けています。困ったときは一人で抱え込まず、どうぞいつでもご相談ください。

ホームケアクリニック麻生の院長、井尻学見でした。

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