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【教育カリキュラム】リハビリ部門

当院の理学療法士や、作業療法士は、すでに訪問リハビリテーションを行ったことのある方もいれば、まったく訪問をしたことのない方までさまざまです。中には新卒で当院に入職して働いている方もいます。

 

リハビリ職の教育は、なによりも訪問リハビリの技術の獲得です!

患者さんのお宅へ訪問し、最大限自宅で過ごしやすく機能維持・向上をはかれるようにしなければなりません。このため当院では姿勢に着目し、筋肉の過緊張を理解し、どのようにして身体のバランスを整えつつ機能向上を目指すかに着眼しています。

 

筋肉は、骨と骨を橋渡ししている組織で、どの筋肉がどのような動きに関連しているかは決まっています。しかし、その筋肉の動きを滑らかにするにはどうしたらよいかは、連動する筋肉や関節可動域もありとても複雑になります。

 

体のスペシャリストとして、バランスからその動きを理解し、どのように鍛えれば最も効果的に身体機能を向上できるかを追及していきます。その思考過程から、実技をマンツーマンやグループワーク、訪問の同行により1から積み上げていく体制を構築しています。

 

また、当院は医療機関の訪問リハビリです。

 

毎日患者さんの状況を院内でやり取りし、医療はどのような方針で動いているのか、訪問看護の方針、ヘルパーの方針、ケアマネージャーの方針・・・さまざまな情報がクリニックに集まります。その情報をもとに、リハビリ部門としての方針はどのようにするのかを毎日話し合い、試行錯誤を繰り返します。

 

ときには、リハビリ中に起こる体調不良を的確にとらえ、医師に伝える技術も必要です。これらはすぐに獲得できる技術ではありませんが、毎日医師・看護師・クリニック全体でカンファレンスし、どんな情報がうまれ、どのように活用していくかその思考過程を学んでもらえる場があります。訪問リハビリとして、最高のパフォーマンスを出せるように、一つ一つともに成長できればと思っています。

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