訪問診療クリニックの事務
こんにちは、ホームケアクリニック麻生の井尻学見です。
今回は、訪問診療クリニックにおける事務の役割や重要性などをお話します。
事務部門の重要性
一般的な組織の経営資源の考え方に「人・物・お金」があることをご存知でしょうか。当院のような訪問診療クリニックでもこのような視点で組織を管理していくことは非常に重要です。
たとえば「人」は、当院にとっては、なにより人材のことです。こちらが最も重要です。医師・看護師・リハビリスタッフ・アシスタント・医療ソーシャルワーカー・事務スタッフがいなければ、当院は成り立たないでしょう。「物」では、車両、医療機器、医療資材、事務所の備品、事務用品があります。そして、もちろん「お金」という資源がなければ運営もできません。
これらの経営資源をしっかり管理し、基盤を整える管理部門があることで、本業（自宅で過ごしたいという方に、医療という側面からサポートし安心した生活環境をつくること）に専念できたり、関係する方々と信頼関係が築けると思っています。
組織の大きさにもよりますが一般的な企業には、財務、経理、税務、人事、労務、法務、情報・システムなどの管理部門があります。病院・クリニックなどの医療系の組織では、そこに診療請求を行う医事が加わります。
ホームケアクリニック麻生での事務
当院では、事務スタッフが総務、医事業務をおこなっています。この事務スタッフが、いつも縁の下の力持ちとして、クリニックをがっしり支えてくれることで、診療チームが安心して診療に専念できています。この事務部門の業務の充実が、当院の運営を安定させることに直結する重要な役割を担っているのです。
当院の「理念」や運営方針提供する「医療サービス」に共感し、ともに当院の「札幌北エリアで、在宅で生活したいと思っている方の思いを支える」という目標にむかっていける方に、クリニックの裏側からしっかりと支えてもらいたいと思っています。
事務の業務は、成果が見えにくく、ミスは見えやすい仕事です。決して、らくな仕事ではなく、毎日褒められるような仕事でもありません。しかし、事務スタッフは、当院の運営になくてはならない存在です。
まだまだ、開院して1年半であり、多くの課題も抱えています。そしてその課題を一つひとつ解決し、改善していきたいとも考えています。当院では、ミスなく効率的に業務をおこなうためにはどうすれば良いか、システムやルールを相談し合える環境にあります。院内スタッフの働きやすい環境づくり、サポート面でクリニック運営を一緒に行いませんか。
ホームケアクリニック麻生の井尻学見でした。
