メニュー

閉ざされた医療の世界と夢

[2024.09.22]

こんにちは、ホームケアクリニック麻生の井尻学見です。
今回は、当事者にならないとなかなか知ることのない在宅医療の世界と私の夢について軽くお話します。

在宅医療の世界

病気や加齢により身体に不具合が生じた場合、自宅で生活し続けるためには、医療(治療・看護)や介護のサポートが必要になってきます。

治療は、訪問診療をおこなっている病院やクリニック
看護は、訪問看護をおこなっている事業所
介護は、日常生活上のサポートをおこなうヘルパー事業所

その他にもさまざまな介護支援事業所が関わり、それぞれ、在宅医療における役割や仕組みは確立してきています。ひとりの患者さんに対してさまざまな施設・事業所・人が関わっているため、どれだけ密に情報交換・情報共有をしてサポートしていくか、ということが大切になってきます。

しかし、社会全体や他業界からすると、わかりにくく、まだまだ閉鎖的な世界なのです。

その理由としては、医療や介護は専門的かつ幅広い知識が多く、当事者にならない限り、なかなか積極的に関わる機会がないからだと思います。

開かれた在宅医療の世界を目指して

私は将来的な夢として、他業界と医療の知識をわかちあえないかと考えています。

私は医師になった後に在宅医療のことを知りました。逆に言うと、それまで在宅医療のことは何も知らなかったのです。近年、高齢化が進み、国も在宅医療を推奨しているため、さまざまな制度が整ってきました。しかし、在宅医療はまだ発展段階です。

日本は少子高齢化で人口が減少し、社会的にも閉鎖的になっているように感じます。在宅医療という入口から、医療業界が他業種とコラボレーションし、医療の壁を越えられる新たな産業や人材が日本から生まれたら・・・。

世界が追随するような事業を起こせる人材を日本から輩出できないか、日本の産業の発展に寄与できないか、そのような夢を持っているのです。ホームケアクリニック麻生の井尻学見でした。

 

他の記事も是非読んでみてください
▼クリニック開業のきっかけ
https://homecare.clinic/blog/reason_clinic

▼クリニックの目指すところ
https://homecare.clinic/blog/mission

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME