在宅医療を支える総務の役割 ― 医事の力を、組織全体へ
こんにちは、ホームケアクリニック麻生の院長、井尻学見です。
在宅医療の現場というと、医師や看護師の姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実際には、その医療を土台から支えているのが、総務・医事の存在です。私は、当院の総務は単なる「裏方」ではなく、クリニック運営の中核を担う重要なポジションだと考えています。
今回は、そんな総務の役割や、私たちの考えについてお話ししたいと思います。
在宅医療を制度面から支える医事業務
在宅医療では、医療保険だけでなく介護保険、公費制度など、複数の制度が関わります。
・在宅医療の保険証、公費管理
・在宅レセプト作成
・介護保険請求業務
・歯科診療に関わる請求
・外来(週1日午前)の受付、算定、会計
・オンライン診療の算定対応
一つひとつの正確さが、クリニックの信頼や経営の安定に直結します。制度を理解し、丁寧に確認し、確実に形にしていく。医事の専門性は、在宅医療を継続していくうえで欠かせない基盤です。
総務は、クリニック全体の“循環”を整える役割
当院の総務は、医事だけにとどまりません。
・書類作成
・車両管理(訪問診療では重要な業務です)
・備品、消耗品管理
・通帳記帳などの金銭管理
・金庫の釣銭管理 など
診療が滞りなく進むように、日々の運営を整える。
医療職が診療に集中できる環境をつくる。
総務の動き一つで、組織の流れは大きく変わります。
現在は20代〜30代半ばのメンバーが中心となり、互いにフォローしながら業務を進めています。分業ではなく、協力し合う体制です。
組織を“支える”から“つくる”へ
医療事務として経験を積み、日々の業務は問題なくこなせる。けれど、ふとしたときに「このままでいいのかな」と感じる瞬間はありませんか。
20代後半から30代前半は、仕事にも慣れ、自信もついてくる一方で、“次の成長”を考え始める時期でもあります。
昨年10月に法人化し、体制を整えている段階にある当院は、まさにこれから仕組みをつくっていくフェーズです。完成された組織に入るのではなく、組織を支え、整え、ときに一緒に形づくっていく。医事の知識を土台に、総務業務にも前向きに取り組みながら、クリニック全体を支えていく。そうした経験は、単なる“医療事務”の枠を超えた成長につながると考えています。
総務という立場から在宅医療を支える仲間とともに、より良いクリニックをつくっていけたら嬉しく思います。当院での仕事に少しでも興味を持っていただけましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ホームケアクリニック麻生の井尻学見でした。
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